確認事項はチェックリストにしておこう
むーちゃん(以下M)「この前、デジカメで運動会を上手にとる方法を教えてもらった時に、前日までにカメラの動作確認や準備が必要だと教えてもらいましたが、具体的にどんなことをすればいいの?」
ケンケン(以下K)「運動会に限らずに、撮り直しがきかないような大切な撮影の時は、確実に撮影できる態勢を整えておくことがポイントなんだよ」
M「撮り直しが出来ない行事の写真とか凄くプレッシャーですよね」
K「そうなんだよね……そのプレッシャーを少しでも和らげるためにも、前日までに「カメラの動作確認」と「周辺機器の点検・準備」をしておくと当日はリラックスして撮影できるはずだよ」
カメラの動作確認のポイント
- 起動の確認
- オートで撮れるか確認
- オートフォーカスの動作確認
- シャッターの動作確認
- フラッシュの動作確認
- レンズが汚れていないか確認
- バッテリーの容量と充電の確認
- 記録メディアの内部データ整理と残量確認
M「そうそう……こういう風に手順を書いてもらえると助かります」
K「撮影にはこういう手順がある事が多いんだけど、慣れるまでは書き出して「チェックリスト」として持っておくと便利じゃぞ」
M「はーい。カメラの動作確認って以外と簡単なんですね」
K「まずは電源を入れて、オートでいいので撮ってみる事じゃな。その時、フォーカスやシャッター音など注意して確認するだけじゃよ」
M「ちゃんと撮れていれば、ひとまずOKなんですね」
K「そうだね。撮ろうとしたら記録メディアが前の撮影データで一杯だったとか、数枚撮影してバッテリーが上がったとか……そういう初歩的なミスでチャンスを逃すことが以外と多いんだよ」
M「これくらいの確認なら私にも出来そうです」
K「カメラ本体がOKならば、次はそれをアシストしてくれる「周辺機材の点検・準備」をしておくと良いよ」
周辺機材の点検・準備のポイント
M「周辺機材の準備も簡単そうですね」
K「実際簡単だから、毎回怠らずに習慣にする事が重要だね」
M「これも書き出してチェックリストを作っておきます」
K「大きいビニール袋を数枚持っているととても便利じゃぞ。雨の時にバッグや機材を包み込むのはもちろんのこと、野外での撮影時にカメラバッグの下に引くと機材を湿度や汚れから守ってくれるのじゃよ」
M「撮影が暗くなるまで長引いたときは、ライトがないと手元も暗くて見づらいし機材の片付けも出来なくなりますね」
K「出来れば、頭や胸ポケットに固定できるライトだと、両手が使えてとても便利だよ」
M「それいいですね。それと、確認事項を書きだしてチェックリストを作るのは良いアイディアですね」
K「最初は面倒だと感じるだろうけど、一つでも漏れがあると撮影が続けられなくなるからね。習慣として身につくまでチェックリストにしてくと安心して撮影に集中できるね」
ケンケン直伝!上達のためのアドバイス
- 確認漏れを防ぐために確認事項をチェックリストにしよう。
- 事前の周到な準備で、撮影時のプレッシャーを減らすことが出来る。
- カメラの動作確認同様、周辺機材の点検、準備も忘れずに行う。
- 今すぐにでも、カメラバッグに大きなビニール袋を数枚入れておこう。
- 両手が使えるライトを準備しておくと、いざというときにとても便利。